2026.09.10

年次大会「原子力とともに拓く私たちのキャリアと挑戦」

WiN-Japanは2026年5月29日、総会・年次大会を開催しました。大会のテーマは「原子力とともに拓く私たちのキャリアと挑戦」。女性活躍と多様性の重要性を再確認するとともに、原子力業界における課題と未来への展望を共有しました。

文部科学省原子力課長の有林浩二氏による基調講演「文部科学省のリケジョ支援策から考える今後の原子力人材育成」では、女子学生の理系進路支援や全国74機関が参加する先進的原子力教育コンソーシアム(ANEC)の取り組みを紹介していただきました。

また、野地小百合理事(関西電力株式会社)は「多様な視点が組織の判断を変える~女性活躍の本当の意味」と題した講演で、女性活躍は組織の持続的発展に不可欠であること、現場でのアンコンシャスバイアスの克服や働きやすい環境整備の必要性を語りました。

これを受けて、女性がリーダーシップを発揮するための制度課題や多様性を活かす組織文化の醸成など、多角的な視点から参加者全員による意見交換を行いました。

来賓として参加された参議院議員・竹詰ひとし氏は、6月11日の参議院経済産業委員会において、WiNの活動を紹介した上で原子力分野の女性活躍について質問、文科省・経産省から答弁が行われました。文部科学省からは、原子力分野における多様な人材の確保が、原子力人材の維持にとって極めて重要であるとしたうえで、昨年実施した「高校生原子力オープンキャンパス」の参加者約140名のうち1/4が女子生徒である等、女性人材育成の裾野拡大に寄与しているとの答弁がありました。経済産業省はWiN-Japanの活動は有意義だと述べた上で、原子力を長期的に活用していくためには、人材基盤の維持強化が不可欠であり、女性の働きやすさを含む職場環境の整備は重要な課題であるとの認識を示しました。

国政レベルにおいてもWiN-Japanへの期待が高まっていることを認識した上で、私たちWiN-Japanは今後も、女性の視点を原子力業界の持続的発展の原動力と位置づけ、多様な人材が輝く職場づくりを目指します。

第33回WiN Global年次大会in韓国・慶州と長崎・玄海ポストツアー
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