2024.05.21

メンタリングセッションを開催

WiN-Japanは2024年5月17日、年次大会において「メンタリングセッション」を行いました。メンタリングとは、経験豊富なメンター(先輩)が、対話によってメンティ(後輩)の抱えるキャリア形成上の課題や悩みを解決するサポートを行うことです。指示命令によって業務遂行をマネジメントする、上司と部下の関係とは異なり、メンターとメンティが対話の中で一緒に課題を解決しようとする手法です。
2020年に働く女性を対象に実施したあるアンケートでは、82.8%が「キャリアに関しての相談相手が必要」と回答しています。しかし、日本において、特に原子力分野においては、女性のロールモデルと呼べる存在は多くないのが現状です。

  • 菅谷淳子さん(日本エヌ・ユー・エス株式会社 エネルギー事業本部本部長)
  • 井上尚子さん(日本原子力研究開発機構 核不拡散・核セキュリティ総合支援センターセンター長)
  • 小向夕紀さん(東芝エネルギーシステムズ株式会社 パワーシステム企画部マネージャー)
  • 白木貴子さん(三菱重工業株式会社 原子力セグメント 原子力技術部 技術企画課 部長代理)
  • 石橋すおみさん(一般社団法人 原子力産業協会 情報・コミュニケーション部長)

これら5人のメンターがロールモデルとして自身のキャリアや仕事に対する思いをプレゼンテーションした後、集まった多くのメンティとディスカッションしました。女性特有の体調不良を男性の上司にどう伝えたらよいかといった具体的な話から、自分の専門性をどう高めていくかといった議論まで、幅広い対話が行われ、話は尽きることがありませんでした。

2024年WiN-Japan年次大会で「メンタリングセッション」を開催
2024年WiN-Japan年次大会で「メンタリングセッション」を開催
2024年WiN-Japan年次大会で「メンタリングセッション」を開催